先日「ある精肉店のはなし」を見た劇場でちょうど予告編がかかっててぜひ見たいと思った1本。ひと足お先に試写にて見せていただきました。
もともとは新潟のローカルTVによる、今では廃校になってしまった山の小学校に“入学”した3頭の子牛を生徒が親身に育てる姿を追った番組で、その中で「将来は獣医になる」と夢を語っていた女の子が初志貫徹し現在に至るまでののべ27年を、地方限定でなく全国の人に見てもらいたいというスタッフの願いから映画にしたものだそう。夢を追うことの大切さを声高にうたうようなトーンでない素朴で地道な作りがすがすがしく心洗われるドキュメンタリーでした。牛やブタ、猫、ウサギからハムスターまでがふつーにそこに居る生活風景になごんだり、しかし豪雪地帯の暮らしの大変さはおよそ自分の想像の及ばない世界なのだろうとも感じたり…。横山由依ちゃん(ファンです)のナレーションも好感度大。
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