試写にて観賞。
もうね、ハ・ジョンウとチェン・ミンシクをはじめぞろぞろ登場する“悪いやつら”たちの面構えだけでビール５杯いけそうな（できればマッコリといきたいんですがマッコリあまり得意でないもので）暑苦しさを堪能。80年代韓国版｢アウトレイジ｣といった感じなのかな、泥臭くてうさんくさくてブラックだけど血の通った感いっぱいの人間模様とか、ほとんど他人じゃないのと思うような血縁関係がまさかの効力を発揮する面白さとか、冒頭に“これはフィクションで、登場人物は架空です”というようなただし書きが出て、逆にこれはいかにもなモデルがいるんだろうなと勝手に想像したりとか、なにかにつけてニヤニヤしまくりの痛快作でした。
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