昨日、試写にて観賞。
前知識ゼロ、キャストも監督も知らない人たちで（それは単に自分がイタリア映画にうといためであってヒロインのディアーヌ・フレーリとか人気のある俳優さんたちらしいです）、そのぶん素直にすうっと入ってくるような感じが心地よい小品。最初、不思議ちゃん系ヒロインの自分探し的オサレ映画かなと思ってちょっとばかり斜めにかまえていたんですが少しずついろんなものが見えてきてバラバラのようだったいろんな仕掛けがゆるやかにつながってきたのがよかった。ローマなのにまるでゴーストタウンみたいに人影がないわ、主人公たちがイタリア人とは思えないほど恋愛に遠慮がちだわと一般的なイタリアの陽性イメージ（それもたぶん単に自分がちゃんとイタリアを知らないからなのでしょうが）とかけはなれているのもなんか新鮮でした。
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