陸軍登戸研究所

試写にて観賞。
最多時には1千人に及ぶ所員を擁し、殺人光線、毒物開発(人体実験を含む)、風船爆弾、偽札製造など戦争のための謀略に深く関与し終戦とともに証拠隠滅が行われた陸軍第九技術研究所(登戸研究所は世をしのぶ仮の通称)。その実態を知る過去を封印したまま天寿を全うする予定だったかもしれない関係者たちの何人かが最晩年になって生き証人として取材に応じたことの重みと歴史の闇がずしりと迫ってくる貴重なドキュメンタリー。
2012年に公開された完全版は4時間だったようですが本作は3時間。8月17日から渋谷ユーロスペースほか全国順次ロードショー。公式ツイッターこちら