ビラルの世界

試写にて観賞。
全盲の両親を持ちコルカタカルカッタ)のスラムで野生児のように日々を送る、大きく黒々として人なつっこい瞳を持つやんちゃ坊主ビラル。その家族や親族や近隣の人々の貧しく不衛生ながらもにぎやかで騒がしくタフでサバイバルな暮らしぶりを、“カメラ”の存在をほとんど感じさせない当事者目線で活写した、社会的弱者や福祉というものに対する認識や概念がゆさぶられるようなパワフルで秀逸なドキュメンタリー。
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