もう終わりにしよう

こと原題「I'm Thinking of Ending Things」。どんな話なのかまったく知らず同名の原作小説も未読でとにかく難解だけどすごいというウワサを小耳にはさんでNetflixにて鑑賞。 いやはや、、これはけっこうしんどい。でもどちらかというといい意味でしんどくてもどかしくて切ない、記憶と妄想と希求が交錯しどうどうめぐりをする文学的ホラーという印象。とくにトニ・コレットが登場したとたんにホラー指数がはねあがり、期待値も倍増しに。出てくるだけでこわくて魅力的なトニ・コレット、良き良き。 で、見終わって、もしかしてこういうことかなとちょっとネタバレ系の書き込みなど検索などしてみましたが自分の解釈と合致する部分あり合致しない部分もあり、いずれにしても何も知らずに観たのでそのぶんあとからじわじわきております。どうやらミュージカル「オクラホマ!」が重要な元ネタの1つらしくて自分は見てないのでたぶんいろいろ見逃した目配せがあったもよう。ただ、関連ネタを仕込んでなくても少なくとも十分に興味深く面白かった、とは思っております。