狂武蔵

劇場にて。坂口拓が77分ワンカットで400人の敵と戦う前人未到の剣術アクション、13年に特別上映されたときに観ておったまげたんですが後から思うとそれを観られたのはラッキーというか貴重な経験だったらしく幻の映画とされてきた未完の作品が、「RE:BORN」の下村雄二監督が追加撮影を行い7年の年月を経て完成品として世に出たことで、オリジナルで微妙に気になったりした木刀っぽい音とかがガチで今の世界標準にアップデートされていて感動。これはなるほど一度俳優引退してしまったのも無理はないかもしれないと思うほどの狂いっぷり(もちろんほめてます)にこちらのテンションもノンストップでした。「RE:BORN」と同じくアクション映画史に残る、他の誰にも演れないし撮れないだろう一期一会の渾身の傑作。

公式サイトはこちら