パブリック 図書館の奇跡

こと原題「Thr Public」。昨日劇場にて。エミリオ・エステベス、その名前を久しぶりに聞いた気がします(すみません)が、こんな素敵な映画を撮る人だったんですね。遅ればせながらがっつり認識あらためました! エステベス演じる図書館職員が、大寒波の夜に一晩泊めてくれと図書館に押しかけた何十人ものホームレスを受け入れたことから巻き起こる大騒動のてんまつを描く、原題どおり「公共」とは何か、をめぐる物語。テーマのわかりやすさから作り方によっては教訓的になりそうなところをいい感じの脱力感とユーモアとヒューマニズムで心地よく見せてくれる上々の出来。しょうもない政治家やしょうもないTVキャスターが実にしょうもなくて笑えてしまうのもナイス。で、邦題にある奇跡とは。。それは見てのお楽しみに(実はもしかしてと思ってたらビンゴでした)。

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