三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実

劇場にて。いよいよトーキョーの映画館も閉まるかなという気がして、だとしたらその前にこれは観たいと思い観に行きましたが、すばらしくとんがっててパワフルでユーモラスで刺激的で、右の三島由紀夫と彼をやりこめるべく集結した左の秀才たちの言葉と言霊と観念と自信と闘争心と胆力がぶつかりあい溶け合い空間と時間をゆさぶる現場に今さらながらに単なる遅れてきた傍観者としてでも立ち会うことのできた僥倖に感謝。とりあえずまだ3月ですが個人的に今年は映画の大豊作。このスリリングな面白さを反芻しながら2週間くらい引きこもれるかもと思うくらいエキサイティングでした。

余談ながら自分にとって勝手にしーふーと思っている人は2人いてその1人がこの全共闘世代より年齢的には上だけれど一高出のとんでもなく秀才で変人でバリバリの左翼ですでに亡くなって久しいですがその姿がふと重なって自分は中高生時代の5年間くらいで相当その人の影響を受けたなあ(凡庸な生徒の一人として)と思い出しむしょうになつかしくなりました。

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