ベロニカとの記憶

劇場にて観賞。初老のバツイチ男がある日受け取った一通の手紙。それが彼の初恋と失恋の記憶をよびさまし、向き合わないままでいた過去への扉が開かれる。。原作小説は未読ですが、まさに純文学。夏目漱石の某小説を思い出したりもして、感動というよりしみじみと切なくビターな後味でした。「めぐり逢わせのお弁当」のリテーシュ・バトラ監督はすでにして名匠の風格を示し、「めぐり逢わせ〜」で重要なモチーフだった“手紙”が、今作でもまた。
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