モヒカン故郷に帰る

公開からだいぶ経ってようやく劇場にて鑑賞。タイトルにあるようにモヒカン頭のマイナーなバンドマン、永吉(松田龍平)が主人公。なんですが柄本明演じる父親が末期がんと分かってから物語が転がり出すのでその意味では終活コメディというか、介護エピソードも含めてのウェルメイドなエンディング・コメディでした。特別に目新しい何かがあるのでもないけれど楽しくほっこりできるのは、登場人物の誰ひとり、その行動の何ひとつとして否定されていないからかも、とあとから思いました。
公式サイトはこちら