ラブバトル

試写にて鑑賞。
ジャック・ドワイヨン監督作品は実のところこれが初めてで(すいません)、あとから読んだプレス等によれば一貫して愛の深淵をテーマにしてきた監督さんであるとのことでそれすら知らなかったものですからもう見てるだけで打ち身青あざだらけになりそうな愛情表現のあり方に最初あぜんとしたんですが、自暴自棄のあやうさに満ちた美少女とアウトローっぽい中年男の挑発的で不毛な言葉のバトルが次第に言葉と肉体のバトルになりさらには肉体だけのバトルになっていく荒々しさの中の一貫性というか連続性が一種の浄化の過程と思えてくる驚きの1本。
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