真夜中の五分前

劇場にて鑑賞。原作を読んでいないので純粋に映画としての感想ですが、文学的でいい感じに思わせぶりでミステリアスで、午睡から覚めたあとのような(って午睡などふだんはしなくてたいがい居眠りなんですが居眠りだと字づら的に今いちなんで)時間感覚がしばし取り戻せないような余韻が残りました。劉詩詩は時代劇でしか見たことがなかったもので水着姿がとても新鮮(←そこ?)だったのと、彼女が劇中劇で演じるのが「神女」のリメイクだったり三浦春馬(中国語とてもうまかった)演じる良と一緒に見る映画が「小城之春」だったりしたのが「え?なんで?」という不思議さでツボにはまってしまいました。余談ながら客層はどういう感じなのかしらというのも興味深いです。比率からいうと行定作品ファンと三浦春馬ファンがメインでその次に詩詩ファンや張孝全ファンですかね? 個人的には張孝全が唯一(?)普通な(!?)キャラなのがちょっとだけ残念だったかな。
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