嘆きのピエタ

昨日、劇場にて観賞。
大きな劇場ではないとはいえ平日昼間に満員札止。キム・ギドク効果かベネチア金獅子賞効果か、いずれにしてもニッポンではキム・ギドク作品は基本的にかなり歓迎されてるんだなと。というか自分もその1人なわけですが、いささかえぐい手法でもってピュアな人間性への希求を感じさせる作風は相変わらず安定感あり。印象としては母親版「サマリア」のような、そして今回は思いのほか分かりやすい映画だった気がいたします。孤高の作家であることにもはやこだわらなくなったか、自然な流れなのかそのへんはわかりませんが。
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