スカイラブ

昨日、試写にて観賞。3月に公開される“フレンチ・フィーメイル・ニューウエーブ”の1本で、ジュリー・デルピー監督・脚本・出演作。1970年代、祖母の誕生日を祝うため大集合した一族の群像劇。大人は大人で盛り上がり、子供は子供で盛り上がり、といった喧騒ぶりのあれこれが、自分自身沢山いとこがいて夏休みや冬休みに田舎で大いに遊んだ記憶がよみがえってびっくりするほどなつかしかった一方で、そんな個人的郷愁をふっとばすカルチャーショックなディテールにやっぱ日本とはちがうわと引いたり笑ったりしつつ、それでもこういう思い出があるのとないのじゃ大違いだろうなとしみじみしていたら、あえての、というか確信犯的なラストが用意されていて、うわ、そう来るか!?なやられた感&脱帽でした。