ライフ・オブ・パイ

劇場にて観賞。
ふだんは後追いで原作を読むことがけっこうあるんですが今回はまず原作に感動、次いで映画に感動というシアワセな体験ができました。インドの神様もキリストもアッラーベジタリアンも肉食者も人間も動物も対立しない、というか対立を超えた世界観の美しさ、深さ、厳しさ。劇中“神様の物語”という台詞が(たしか)出てきて、ああそうなんだよなと…。李安監督、どこまで高みにのぼっていくのでありましょうか。
ちなみに最近ロシア国籍で話題のG・ドパルデューおぢさまがイヤミな脇役で華(?)を添えてニヤリッとさせてくれます。
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