釜石ラーメン物語

先日試写にて。亡き母のきりもりしていたラーメン店を父とともに細々と守ってきた妹と、3年間音信不通だったのが突然帰ってきて店をたためと言い出した姉が、紆余曲折を経て母の味をよみがえらせようと決意する人情喜劇。プレスによれば、「恋恋豆花」の今関あきよし監督が2014年に釜石に魅せられて以来8年ごしで完成したそうで、映画に登場する昭和な風情の店構えとシンプルかつ王道な醤油ラーメン(おいしそう!)がそのまま作品の味わいとなって職人芸的な安定感をかもし出す、なつかしくあたたかいご当地映画の良作。

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