明日に向かって笑え!

劇場にて。邦題が今いちそそられなくて原題はどうなんかしらと思ったら公式サイトに原題の「La Odisea de los Gilesu」は「まぬけたちの一連の長い冒険」とあり、なるほどこのまま邦題にするのはきびしいなと思いつつやはりぴんとこなかったりするのですが本国アルゼンチンではきっと何かツボにはまるタイトルなのですね。それはともあれ映画はとても面白かった。2001年の金融危機で銀行の預金が凍結され、共同事業を始めるため友人知人に出資をつのって銀行に預けたお金がパーになり人生どん底になった主人公たちがその金融危機に乗じて大金をせしめた人物に渾身のリベンジを計画する怒りのコメディ。「瞳の奥の秘密」「人生スイッチ」のイケオジ、リカルド・ダリンが今回もイケオジで、後から知りましたがハンサムな息子役を演じているのが実の息子ちゃんというのもちょっと胸キュン。どんなリベンジなのか、それが成功するのかどうかは見てのお楽しみに。