逆向誘拐

香港インディペンデント映画祭にて。例によって前知識なく見たもので、おおこれは普通の(!?)映画ではないか、と驚きつつスリリングな面白さを堪能。ここ数日たて続けに香港の民主化運動にかかわるドキュメンタリーや劇映画と向き合って重苦しい心持ちだったのもあって、テンション爆上がりする娯楽作品でした。でもって例によってあとから知ったのですが同名の原作小説(香港人作家の作品で日本語訳も出ている)の映画化なんですね。主演陣は大スターとまではいえない面々ながら魅力的な顔ぶれで、曾江、周群達、邵音音らベテランのカメオ出演も奏功してインディーズとは思えないしっかりした作り。できれば日本公開してほしいくらいです。個人的にはとりわけ最近またいい感じに活躍しているダンカンのペラペラ英語に萌え。やっぱかっこいいなダンカン周。