パヴァロッティ 太陽のテノール

公開が始まってだいぶたち、遅ればせながら劇場にて。3大テノールの1人でありオペラ通でなくともたぶんほとんどの人がその名を知っているだろうルチアーノ・パヴァロッティ。その、邦題のごとくまさに太陽のような、熟れた巨大なトマトのような、五臓六腑にしみわたる芳醇な赤ワインのような、歌と情熱と愛が全身からひびき出す稀代のオペラ歌手の生きざまを追ったロン・ハワード監督によるドキュメンタリー。あらためてロン・ハワード監督ってほんと多才なんですね。。天才型アーティストだけに山あり谷ありな人生だったこと自体には驚くよりもむしろ納得してしまったのですが3大テノールが初めて競演したステージの映像の多幸感といったらもう圧巻すぎてちょっと泣きそうに。

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