ミッドウェイ

試写にて。1941年の真珠湾攻撃で大打撃を受けた米軍が42年に反撃に転じ、通信傍受と暗号解読に長けた情報チームが日本軍の次なる目的地はミッドウェイであることを察知し総力をあげた逆襲にうって出る。。日本の敗戦への転換点となったミッドウェイ海戦を、「インディペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ監督が史実に基づいて描く戦争映画。大スペクタクルの戦闘シーンもウディ・ハレルソンルーク・エヴァンスアーロン・エッカートエド・スクラインデニス・クエイド豊川悦司浅野忠信國村隼らそうそうたる役者陣のツラガマエも見応え十分で、個人的に戦争映画はかなり好きなんですがことニッポンがからんでくるとあんな戦争をしなければという苦々しさも加わってひときわ重たいものもありつつ、戦うしかなかった者たちのドラマとしてすこぶる真摯である意味冷静かつニュートラルな描き方にぐっときました。にしても竹槍で本土決戦なんて言ってたころとGOTOトラベルだのイソジン騒ぎだのfaxでデータ集めだのしている現代のニッポンの指導者層の思考パターンがてんで進歩していないというかへたすると退化してるんではないかとつい暗い気分になったりも。。

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