G殺

先日大阪アジアン映画祭にて鑑賞。今回見た中でマイベスト3に入る面白さでした。最初のうちはかなりとんがっててこのままケムに巻かれっぱなしではあるまいかと微妙に身構えてしまったりもしたのですが幸いにしてそれは杞憂でバラバラに見えた要素が次第に有機的にかみあってくる緻密な構成とラストの開放感(と感じたのは個人的解釈。見方によっては重い余韻になったかも)にうなりました。舞台挨拶に登場した監督さんの風貌が映画のとんがった印象と逆のユルふわな感じだったのもステキ。