恋する都市 5つの物語

こと原題「恋愛中的城市」。昨日劇場にて観賞。關錦鵬・岩井俊二魏徳聖がプロデュースし、1話ごとに人気スターが顔をそろえた5話オムニバス。15年作品でたぶん当時は「おおっ見たいぞ!」と思っていたはずなんですがいつしか忘れていて(すみません)気づいたら劇場公開されてました。中国の若手監督5人の名前は初耳でして、これからメジャーになっていくのかも。プラハ、上海、パリ、小樽、フィレンツェを舞台とする恋人未満だったり夫婦だったりするカップルたちの物語で、自分としては黄軒&張蓉蓉が演じるパリのパートがストーリー的にも一番良かったし黄軒がなんともキュートで大満足。張蓉蓉とは「空海」より前にこんな不思議なご縁があったわけですね(?)。次に好きなのは張孝全&江一燕の小樽パート。これは多分に張孝全目当てだったからですが、嬉しいことに自分が見たい張孝全がそこに居ました。他の3話も物語やキャラにちょっと既視感があったけど総じてこなれた感じ。特にプラハ編の鄭開元は「共犯」の男のコがすっかりイケメン青年になっててこれからの活躍が楽しみに。
公式サイトは見当たらないのですが、詳細は上映館のこちらをどうぞ。